楽譜書き込みは勉強した証♫
私が楽譜に書き込みをすると、
「もうわかっているから書かなくていい!」
「書かれなくてもわかってますぅ!」
と言って、
楽譜に書き込みをされることがマイナスイメージの生徒がいました。
今日は私が留学時代に勉強していた楽譜をその子に見せました。
「見て~この楽譜!」
と言って私が見せると、
「うわっ、ひどい・・・」
と言っていました。
やっぱりマイナスイメージが最初からあるんだと思い、
「これはね、これだけ私が勉強したっていう証なんだよ。
ピアニストの楽譜は真っ黒になるまで書き込みして
こうして先生と学んでいくんだよ。」
と教えると、そうなんだ~という顔をして、
その日のレッスンでは一度も「書かないで!」と言いませんでした。
楽譜はアートだと思っています。
それに上手になるスパイスを先生が書き込んで
自分で色付けをしていく。
パレットいっぱい彩りを加えてね。
しかし、この楽譜、確かに「ひどい」かも。大笑
これはスペイン語ですが、
もはやなんて書いてあるか解読不可能。笑
私も師匠の一言一言を聞き逃さぬよう、楽譜に書き込みをしましたが、
「ノー!!!私はこんなこと言ってない!!この書き込み間違っている!!!」
と師匠に指摘され怒られたことがあったので、
それからは師匠が読めない日本語でこっそり書くようにしてたっけ。
こんな風に。
それもバレて、
「あなた、最近日本語で書いているじゃないの!スペイン語は忘れたの?!」
と、どこまでも厳しく激しく、
そしてお母さんのように温かいスペイン師匠でした。
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